
正社員に比べ収入も経済的に安定しないフリーターでも一人暮らしがしたい!という方はこんな悩みを抱えると思います。
そこで、自分が実際にフリーターをしながら一人暮らしをした経験から上記の悩みを解決していこうと思います。
・フリーターで家を借りる時に直面する問題
・月13万円で家賃3万円の場所に住んでいた時の生活
・【現実】フリーターで一人暮らしはかなりツライ
・【初期費用ゼロで一人暮らしを始められるアルバイトを利用しよう】
←金なしヒモジイ生活から抜け出せる!新しい働き方です
フリーターで家を借りる時と後で直面する問題
単刀直入に言うと、「フリーターをしながらでも一人暮らし」はできます!
ただ生活面や経済面での妥協点は少なからず一つは出てきます。
まずは実際にフリーターで家を借りた際にぶち当たった壁をまずはまとめていきます。
フリーターで家を借りる際の弊害①【審査通りづらい問題】
まずは一人暮らしを始めるには、賃貸を借りるところから話は始まります。
賃貸を借りるには、その人が家賃を継続して払っていけるかどうかの『入居審査』が必要になります。
残念ながら、大家さんの中には「正規雇用者限定」でしか賃貸を貸し出さないことを条件としている賃貸もあります。
なのでそう言った賃貸は諦めざるを得ないことは予め頭に入れておいた方が良いです。
それ以外の賃貸の場合は、入居審査の資格はあってもフリーターの場合には通りづらいという現実があります。
しかし、通りづらいというだけの話で「通らない」訳ではありません。
- 週に5回、8時間以上が決まった条件で雇用されている
- 一定の収入があることを給料明細で証明できる
など「継続して家賃を払っていけるんだよ〜」ってことを証明できれば審査の突破率も高くなります。

なので念のため、働いている職場に予め「賃貸を借りる際に電話がかかってくる」ことは予め伝えておいた方がスムーズです。
他にも「預貯金審査」という方法もあり貯金残高を見せるやり方もありますが
この場合、入居希望の家賃の1年〜2年分くらいは通帳にないと 通りづらいようです。
フリーターで家を借りる際の弊害②【賃貸契約の名義人問題】
家を借りるときの名義人ですが
- 本人名義
- 親族名義
大きく分けてこの2通りあります。
僕はフリーターでも、親に連帯保証人になってもらい自分名義で借りることが出来ました。
しかし、フリーターが個人名義で家を借りる場合、大家さんによっては保証会社利用が条件になったり
僕のように連帯保証人は親族を立てるなどの条件を課されることもあります。
保証会社とは簡単に言うと、入居者が賃貸を支払えなくなった時に代わりに支払ってくれるサービス。
初年度であれば、家賃の0,5~1ヵ月分の保証料がかかります(目安)

フリーターで家を借りる際の弊害③【初期費用問題】
家を借りる際に問題になってくるのが賃貸を借りる際の初期費用問題です。
賃貸を借りるには、以下のようなお金がかかってきます。
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 前家賃
- 火災保険料などなど
この初期費用の相場は、およそ家賃の4.5~5カ月分と言われています。(スーモ公式ページより参照)
「賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる?」スーモ公式より引用
これを考慮に入れると、おおよその家賃計算で最低でも以下のようなまとまったお金が必要になることになります。
家賃 | 初期費用目安 |
3万円 | 13万5千円 |
4万円 | 18万円 |
5万円 | 22万5千円 |
6万円 | 27万円 |
これは最低ラインなので、仮に保証会社を仲介する必要がある場合は
この初期費用に加えて、目安として家賃の1ヶ月分のお金が必要になります。
自分が家を借りるならどんな手続きが必要で、どれくらいのお金が必要になるかある程度のイメージはついたかと思います。
続いて、僕が実際に最低ラインの3万円で家賃を借りて住んでいた時の実体験をお話していきます。
月13万円で家賃3万円の場所に住んでいた時の生活
僕は、固定費を減らすため最低ラインの生活ができるほどのクオリティがあればいいと思い家賃3万円と激安ぼろアパートを実際に借りました。
都内の家賃が高く住めなかったので少し外して都内にもアクセスの良い神奈川県のとある駅の近くのアパートを選びました。
その時の部屋の状況は控えめに言って最悪でしたね。
・日当たり最悪で洗濯物も乾かない
・部屋中がすぐにカビる
・冬は部屋の中がとにかく寒い
・狭すぎてトイレとキッチンと下駄箱の距離が近い
こんな感じの生活でした。
僕は男なので、まだ我慢できましたが女性であれば確実に難しいかと思いますね。
生活には不便しないとは言ってもすっごく狭くて、暗くて決していい暮らしではなかったです。
フリーターだった頃の1ヶ月の生活費内訳
最寄り駅の近くのカラオケ屋で時給980円でアルバイトをしながら生活していました。
1日5時間×23日(1ヶ月で8日が休み)で働いて月13万円ほどの手取り。
そして1ヶ月分の生活費内訳はこんな感じでした。(目安)
家賃 | 30,000円 |
ガス代 | 4,000円 |
電気代 | 3,000円 |
水道代 | 2,000円 |
スマホ代 | 10,000円 |
Wi-Fi | 5,000円 |
食費 | 30,000円 |
衣類や日用品 | 5,000円 |
その他娯楽 | 20,000円 |
合計 | 89,000円 |
僕の賃貸は、プロパンガスだったので高かったですが都市ガスあればもう少しガス代を抑えることはできます。
この生活面で意識していたことはこんな感じ。
- 外食しても月に1回
- 基本的に毎日自炊
- コンビニは使わない
- 電気など付けっ放しにしない
- 洋服は基本3ヶ月に1回
常に1ヶ月間「節約」を念頭に入れて生活をしていました。
✔︎余談
一人暮らしのフリーターの節約術としてスマホ通信費を「格安SIM」に変える方法もあります。
1万円から月1,500円と激安に抑えることができた手続き方法は以下にリンクを貼っておきますね。
▶︎スマホの通信代を半額以下にする方法【節約して贅沢しよう】
出費としてはこれにプラスして、国民年金・保険料が約2,6000円ほど。
これらを全て計算すると1ヶ月にかかる出費が全部で115,000円でした。
計算すると1ヶ月で自由に使えるお金というのが、月に2万円あればいい方で
友達ともっと外食したい!好きなことにもっとお金を使いたい!といった場合であればもっとお金が必要になりますよね。
フリーターの場合、月に15万円は必要です
これまで見てきた家賃3万、月13万の生活はギリギリ最低ラインでの生活だと思います。
これ以上家賃を落としたら不便な生活を強いられるだろうし
月13万円以下の収入だとフリーターで一人暮らしは正直難しいんではないかと思います。
こういった経験を踏まえて考えると、フリーターの理想的な月の収入は15万前後ではないかと思います。
目安として月8日間の休みで月に23日出勤して、大体15万円稼ぐのに必要な1日の仕事時間はこんな感じ。
時給 | 1日の仕事時間 |
時給900円 | 7,24時間 |
時給950円 | 6,86時間 |
時給1000円 | 6,52時間 |
時給1050円 | 6,21時間 |
無理なく余裕を持って月15万円稼ぐにはやはり、時給1000円くらいはやはり欲しいですね。
もちろん時給が高ければ高いほどいいに越したことはありませんが。
【現実】フリーターで一人暮らしはかなりツライ
フリーターでも一人暮らしは可能ですが、正直想像していたよりもかなりツライです。
・収入が安定しないので常にお金の心配がつきまとう
・正社員のようにボーナスがないので常に苦しい
・稼ごうと思いシフトに入っても体力ばかり消耗する
精神的にも不安定だし、僕はフリーターで一人暮らしをしている間に彼女ができたんですが
彼女ができたらイベント毎も増えるし、デートも行くので交際費もかさみ経済面で苦しいこともありました。
それに、フリーターで一人暮らしには欠かせない「自炊」も、時にめんどくさくなって
ラーメン屋や牛丼屋さんがあると誘惑に負けて入ってカードの支払いが追いつかない!なんてこともありました。
こういう生活を続けてると、お金にばかり気を使ってなんだが虚しくなってくるし
何か新しいことを始めたいと思ってもお金もないので始められない・・・なんて負の連鎖。
こんなカツカツ生活なので何か新しいことを始めようにも始められない。
完全に人生詰んだ。って感じでした。
住む場所を提供してもらえるアルバイトを利用しよう

フリーターをしながら一人暮らしをする上で何が一番キツイか、
それは家賃や生活費にお金がかかりすぎて、自由に使えるお金がほとんどないところです。
そこで、仕事や住む場所にこだわりがないのであれば
【住む場所を提供してくれるアルバイト】を利用するのは家賃を抑える方法として一つの手です。
ゲストハウスで住み込みで働く
ゲストハウスは、日本中、世界中に沢山あります。
ゲストハウスでは、無料で住みつつ働けるので僕の周りでも結構やってる人がいます。
各公式サイトを見ると頻繁にスタッフを募集しているので働き口も沢山あります。
但し、ゲスハで働くときは
- 職種が選べない
- 職場を見つけづらい
などのデメリットがありもっと色んな仕事がしたい!手っ取り早く仕事したい!って人は次の仕事がオススメです。
リゾートバイトを利用する
リゾートバイトにはホテルやフロント、遊園地のチケットもぎり、スキー場など職種は多岐に渡ります。
どんな職種があるか詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ。
>>【おすすめ職種 】経験者が気になるリゾートバイトの全18職種を大公開【初心者必見】
リゾバを始めるのは簡単で、派遣会社に登録したら後は好きな仕事を選んで電話で応募するだけなので
履歴書を書いたり、面接したりといった面倒ごとは一切なく簡単に始められます。
家賃はもちろん、住み込みで働いている間にかかる水光熱費は全て無料なので
フリーターで一人暮らしの最も多かった最大の支出をリゾバでは抑えられます。
ちなみに僕がリゾートバイトで稼いだ最高月給は30万円です。
【余談】貯金30万円→東南アジアで半年ニートできます
リゾートバイトを利用して賢く貯金ができたら、フリーターの特権である自由な時間を使って東南アジアでは半年ニートだってできちゃいます。
実際に東南アジアのタイで【ジム、プール付きのコンドミニアム】を借りて半年以上働かずに生活してました。
ご飯だって東南アジアなら1食約133円ほどで美味しいお腹いっぱいになります。
東南アジアで海外ノマドしてるけど、食事面でコスパいいのはタイかな🇹🇭
このボリュームで1食38THB(133円)
それもターミナル21という巨大モールの中のフードコート。
衛生面も問題なし!食事が美味しい国って素晴らしい。 pic.twitter.com/xzRadBPc5k
— かざーしー【リゾバ×海外発信】@ジョージア移住🇬🇪 (@KazaShika) November 17, 2019
まとめ:フリーターで一人暮らしはキツイので住み込みで働こう
記事のポイントをまとめます。
フリータを賃貸を借りる時に直面する問題
- 審査が通りづらい
- 個人名義だと条件あり(な場合もある)
- 初期費用の数十万必要
これまで僕は都内の近くに住みフリーターとして漠然とした毎日を送っていました。
フリーター時代に一人暮らしをしていた時は
- 手取り13万円で贅沢とは無縁なカツカツ生活
- 家賃3万円の日当たり最悪ボロボロアパート
おまけに、通勤中のスーツの会社員を見ては憂鬱な日々。
こんな感じでした。
フリーターで一人暮らしは正直キツイです。
同じアルバイトをするなら「住み込みで働ける」アルバイトをしましょう。
✔︎ゲストハウスを始めたい方向けリンク
✔︎リゾートバイトを始めたい方向けリンク
・【リゾバ初心者必見】安心のサポートや留学をしたいあなたの派遣会社はここで決まり!
・フリーターしながら一人暮らしってキツイのかな?
・アルバイトでいくらくらい稼げばいいのかな?
・そもそも家って借りられるの?