こんにちは。らふたびのちえです。
2018年9月から1ヶ月間、タイでノマド生活をして3週間が経とうとしているんですがついに恐れていたことが来ました。
そうです。食中毒です。
タイに来て腹痛・下痢・嘔吐を経験している人は多いみたいで私も人ごとではないと気をつけていたにも関わらず
幸い嘔吐はないんですが、止まらない下痢と発熱にうなされ丸2日ホテルでバタンキューしてしまいました。
そのときの過ごし方や飲んだ薬など体験談をもとに今回はまとめていきます。
食中毒の具体的な症状
「下痢をした!」と一言で言っても下痢にはいくつか種類があります。
わかりやすい図があったので参考にさせていただくとこちら(↓)です。
『がんを学ぶ』(URL:https://ganclass.jp/confront/associate/diarrhea02.php)より引用
日本を発ち最初にタイの首都バンコクに1週間滞在していた頃は、特にトイレに駆け込んだりお腹が痛いなどの症状はなかったんですが
排便の種類はなぜかタイプ5の「泥状便」でした。
冷たいスムージーを飲みすぎたかな?と思っていた程度の症状で済んでいたんです。
しかし、タイの北部チェンマイへ訪れたその日から、タイプ7の「水様便」といういわゆる下痢が止まらず何か食べたらすぐにトイレに駆け込みたくなる様な我慢ができない腹痛と下痢で完全にお腹を壊しました。
その2日後、朝から身体がだるくなんだか寒気と頭がボーとする感じがして食欲もなく下痢ばかりがでる感じで完全にバタンキュー状態。
「下痢は止めずに出るがままにして置いたがほうが治りが早い」という情報を信じてこれまで飲んでこなかったですが
発熱したことに自分自身驚いてしまい何か薬を飲まなければ!!と焦り、日本から持ってきていた「正露丸」を朝に飲んでみました。
が、タイの下痢に正露丸は効かないってどこかで読んだことあったけど本当だったんですね、下痢は止まる気配がありません。
その日は濡れたタオルを頭に乗せて熱を冷やしながら、薬も飲まずに1日中とにかく寝ていました。
近くの薬局で買った薬
「下痢止めは飲まずとも腸の中で菌を殺してくれる薬は飲んだほうがいいんじゃない?」と相方のかざしくんに促され近くの薬局へ。
そこで買った薬がこちら。

『Norxacin』9タブレットで55バーツ(日本円で約190円くらい)。細菌を殺してくれる抗生物質です。
抗生物質の薬はいくつか種類があったんですが、私がこの薬を選んだ理由は同じ日本人の方でタイで私と同じようにお腹を下してしまったときにこの薬を飲んですぐに治ったという記事を読んだから(笑)
理由はとても単純ですが、やはり同じ日本人が効いた薬って安心感が違います。
それに勧められたお薬よりも50バーツほど安かったのも理由としてあります。
どうやって買ったのかというとその方のブログにのせてあるこの薬の写真を見せただけです。
そしたら薬局でこれね!と出してくれました。病気の状態で慣れない英語なんてできないよ!という方は全然これで買えますよ。
そしてもう一つ購入した薬がこちら。
写真、飲みかけでごめんなさい。

『ultoracarbon X 』10タブレットで55バーツほど。活性炭が毒素を便と一緒に自然に体外に排出するのを手伝ってくれるそう働きがあるそう。
他の薬と併用して飲む場合は、2時間開けないといけないらしく正直飲むのがめんどくさい(笑)
上記で紹介したお薬は、食前1時間前に飲まないといけないんですがそうなってくるとこの炭の薬と合わせると
3時間くらい何も食べられない状態が続くことになる計算になりますが、それはしんどかったので買ったけど結局併用して飲んでません。
薬を飲んだ後の変化
一番目に紹介した抗生物質の薬を飲むと、便の色がスライムみたいになるので驚かないでください。そして約半日は続きます。
実際に知らないでこの薬を飲んだ後に、自分の便を見てドン引きでした。え・・・草食動物!?ってくらい緑の便が出たので。
便の色は大変なことになりますが、それだけ腸の中にいた悪い菌がスルリと外に出たようでスッキリ。
その時でた便のタイプはまだ液状の水様便ですが、腹痛などはなくトイレに駆け込むというよりは便を催したので行くって感じにまで落ち着きました。
薬の効果
病院に行かずとも、ただホテルで休んで薬局で買った薬を飲むだけで緊急事態は脱することができました。
夜に抗生物質のみを飲んで、次の日の昼には普通にピンピン歩き回れるほどまで回復し、熱が引いて体のだるさが抜けました。
そして無かった食欲が戻ってきました。
やった〜!!健康第一!!見知らぬ地で身体を壊すと日本で壊すよりも辛さが倍になります。
「せっかくきた旅行なのに」とか「悪化したらどうやって病院に行こう」とか寝込んでいるとき、不安や心細さが頂点だったので治った時の喜びも頂点になりました。
ちなみに一緒に同じ物を食べた相方は少しお腹を下すだけで本当にピンピンしていたので本当に食中毒ってお腹の強さとか免疫力とかその人次第なんですね。
そんな私の相棒は、コンビニでご飯買ってきてくれたり色々と面倒を見てくれたのでこの場を借りて「ありがとう」。
チェンマイのメイン観光地「ターペー門」近くには薬局がたくさん
私たちはチェンマイのターペー門の近くに宿をアゴダ でとりました。
余談ですが、タイではアゴダが最安で掲載ホテル数も多いのでオススメです。
ターペー門とは、四方をお掘りと城壁で囲まれているエリア(チェンマイ旧市街)の入り口となる門です。

ターペー門の周辺には、お土産さんやレストラン、寺院が点在しています。
さらに、サンデーマーケットなどの日曜限定で行う大規模なマーケットも開催されることからチェンマイのメイン観光地ともなっています。

このターペー門から徒歩3分と近い所にいくつかの薬局があります。赤くピンが付いている場所が薬局をさしています。
タイ語が読めない方でも大丈夫。
どの薬局にもでかい看板に英語で「Pharmacy」(薬局)と書いてあるのでわかりやすいです。
ちなみに私が行った薬局はこちらの「Boots pharmacy」というところ。

店内も広くガラス張りでとっても入りやすい薬局です。
一度、近くの薬局でお求めの薬を探したんですが、そちらにはなかったのにこの薬局にはあったので品揃えは保証できますのでまず一番に行ってみてください。
終わりに
タイでは誰もがなりうる「食中毒」。
私は日本にいても腸が弱くお腹をよく壊す体質だったので警戒して、タイにいる間欠かさず整腸剤を飲み続けていたんですがそれでも毒されてしまいました。
隣にいる相棒も普段は滅多なことがない限りお腹は下さいのにそんな彼でさえ下痢になったのでほんと恐るべしタイの病原菌です。
タイにきて食中毒になってしまったら何よりもまずは、落ち着いてしっかりと休むことが何よりも大切です。
それでもダメなら自分の症状の具合に合わせて病院へ行くなり薬局で薬を買って飲むなりしっかりと対処して下さい。
このブログがタイで食中毒に悩む誰かの役に立ちますように。
腸内環境を整えて食中毒を予防しよう!
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