【寝台列車レビュー】タイ・アユタヤ駅から北部チェンマイへは寝台列車を使おう!

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こんにちは。らふたびのちえです。

リゾートバイトを利用して貯金をし溜めたお金で、2018年10月現在、当ブログを共に執筆するかざしくん(彼氏)と1ヶ月間バックパックの旅にでながらノマド生活をしています。(らふたびってなに?ってかたはこちら

さて、現在私たちはタイの北部のチェンマイという場所にいるんですが、タイのチェンマイはバンコクから北に700キロほど離れたタイ第二の観光都市です。

バンコクからチェンマイまでの移動手段は全部で3つで、飛行機・列車・バスがあります。

一般旅行者は、1時間ちょいで着いてしまう飛行機の利用が一般的ですが、私たちのように時間に余裕はあるけどお金がないバックパッカーは主に列車を使うことが多いようです。

ということで私たちはバンコクからチェンマイまで『寝台列車』を使って移動しました。

バンコクからチェンマイまでのバス移動は、途中くねくね道が多くて事故発生率が高いから列車がいいよ!と仲良くなった現地の人が教えてくれたので、私たちは列車を選びました!

寝台列車に乗ったときの車内の様子や乗るまでの方法などを詳しくまとめていきます。移動手段に寝台列車を考えている方はどうぞ参考にしてみてください😀

 

寝台列車について

バンコク発の寝台列車は、地下鉄MRTの終電駅であるフワランポーン駅(Hua Lamphong)から出ています。

(引用リンク)

駅構内はこんな感じ。まだ昼の時間だからそんなに人はいないようです。

 

チケット購入はフワランポーン駅構内にあるチケット窓口かネット予約で購入できます。

直接チケットを窓口で購入する場合、窓口はいくつかあるのでそこまで並ぶことはなさそうです。行きたい場所の名前をチケット窓口の方に伝えればスムーズに買うことができるはずです。

寝台列車のチケット購入の際、パスポートが必要になりますので事前に準備をしておくとスムーズに購入できます。

 

何かわからないことがあれば、「Train Information」に行けばどこの窓口でお目当の列車チケットを買えばいいかを教えてくれます。

タイに来て思うんですが、さすが観光大国!

英語が喋れなくても外国人慣れしているせいかちゃんと伝わるし、わかりやすく伝えてくるので英語が喋れなくてもタイではさほど問題ないと思います。

フワランポーン駅構内のトイレは有料です。7バーツかそこらだった気がします。

日本では駅構内のトイレが有料なんてことはありませんがタイでは、駅だけでなく観光地やお店でトイレを借りるには有料なところが多いです。

 

購入したチケットはこちら。私とかざしくんの合わせて2枚です。エアコン付き2等車の2段ベッドを予約しました。

UPERが2段ベッドの上段で766バーツ(約2,680円)、LOWERが2段ベッドの下段で856バーツ(約2,990円)です。90バーツほど下段の方が高いですね。

アユタヤ駅から寝台列車へ乗り込む

(こちらの章は、フワランポーン駅から寝台列車に乗る方は飛ばしてください。)

チケットからもわかる通り私たちは『アユタヤ駅』から寝台列車へ乗車しました。

上記に説明したフワランポーン駅からチェンマイへ行く寝台列車の途中にある駅です。図にするとこんな感じ。

普通列車でバンコクからアユタヤを移動しアユタヤを1日観光してから、夜は寝台列車に乗ってチェンマイにいくというこのルートは、時間のない方にとてもオススメです。

ちなみにアユタヤとは、世界遺産にも登録された歴史的建造物やタイの歴史を感じ取れるタイの有名な観光地としても有名な場所。

 

ただアユタヤ駅には、シャワーを浴びれる場所が無いので汗をかいたベトベトの体で寝台列車に乗り込むことになりますので注意が必要です。

私たちは近くのセブンイレブンでいい香りのするウェットタオルを1つ29バーツで購入しました。

冷たくひんやりしていて気持ちがいいです!頭は洗えないけどこれで体を服だけでとってもスッキリしましたよ!

 

以下にアユタヤ駅構内のスペックをまとめておくので、アユタヤ駅から寝台列車へ乗車する方は参考にどうぞ。

アユタヤ駅構内にあるもの

荷物預かり所有料

トイレ(無料)但しトイレットペーパーなし

・トイレの外に独立洗面台あり

売店(飲み物やカップラーメンなどの軽食が売っている)

コンセント(無料)

構内マップ

徒歩5分圏内に屋台やコンビニあり

アユタヤ駅を背に左へ歩くと徒歩3分ほどの所にセブンがあります。セブンの前や向かう途中にはちらほら屋台やカフェなどもあるので時間つぶしや腹ごしらえもできます。

 

寝台列車に乗り込むまで

出発時刻は予定では21:07でしたが、列車が大幅に遅れており掲示板だと一番上の列車ですが「ON TIME」の文字がありません。

寝台列車を待つ構内の様子。

現地の人たちや外人バックパッカーがいます。

待っている間、駅員さんが行き先を確認してくれて「今電車遅れてるから心配しないで」と何度も優しく気にかけてくれました。😢

列車到着前も、チケットを拝見しどの車両か確認してここで待てばいいよ!と丁寧に教えてくれました。😭

 

そんなこんなで45分遅れでやっと列車が到着。重い荷物がある場合は車掌さんが乗り込むのを手伝ってくれます。

 

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列車内の様子

やっと乗り込んだ列車の中の様子はこんな感じです。

列車内はこのように通路があり窓を挟んでベッドが2台向かい合わせで並んでいます。

 

🔽寝台列車、上段下段

 

🔽二人してパジャマに着替えてなんだか旅っぽいねってワクワクしている写真です。笑

ちょうど私たちの隣には下段に車掌さんが寝るだけで上段は誰もいなかったのでラッキーでした。

 

下段は180cmのかざしくんがここまで足元に荷物をおきつつ足を伸ばせるので狭すぎることはなさそうです。

ちなみ上段も173cmある私が普通に寝返りがうてるだけのスペースはあるので安心してください。

 

寝台列車内の備品類

🔽このように袋に入っていて綺麗な薄手のタオルケット

 

🔽枕元にある電気OFF

 

🔽枕元にある電気ON

ちなみにこちらは下段で撮影したときの写真。正直、上段は電気との距離も近くあんまり必要なさそう。

 

🔽コンセント

コンセントは上段の人が使うはしごの下にありました。上段の人はコンセントまで届かないと思います。どの席にもベッドの下に着いているかどうかはちょっと確認していないのでわかりません。

写真を撮り忘れてしまったんですが、普通に綺麗なトイレと手洗い場で別車両には「食堂車」もありました。

 

列車内で過ごしてみた率直な感想

寝台列車に乗ってみての率直の感想は、「思ったよりうるさいし、車内は寒すぎて骨の髄まで冷えた。」

エアコン付きの車内にしたのが失敗だったのか、エアコンがつかないと寝れたもんじゃないのかわかりませんが、持ってきたヒートテックを着て、厚手の靴下2枚重ねで履いたのにそれでも寒くて凍え死ぬかと思いました。本当に。

そして、初めて寝台列車に乗りましたがガタンガタン荒い列車の音が耳元で鳴り響いて何度も起きました。

 

これは乗る車両にも寄るのかもしれないけど、私たちが乗った列車には「消灯時間」がなくてずっと電気が付けっ放しでした。

夜中にトイレに行きたくなったときは行きやすいけど、上段の人は多分明るくて気になると思いますね😅

でも、犯罪防止や盗難防止のために電気がついていた方が安心っちゃ安心かもしれないです。

 

気になる盗難ですが幸い、盗難などの被害には合わなかったです。

私たちの車両は、外人バックパッカーの団体と一緒だったんですけどとても静かでほとんどうろうろ出歩くこともなかったので女一人で寝たけど、怖い経験は全くなかったです。

ちなみに、私たちが寝台列車内で行なった盗難対策はこちらにまとめてあるのでよかったら参考にどうぞ。

 

【盗難対策】タイで荷物を預けるときに私たちバックパッカーが実践した防犯対策!

2018.09.30

朝は、車掌さんが廊下で「Good morning! After 15 minites!」と言って回る声で起きました。

荷物をまとめて準備し終わった頃に、車掌さんがシーツやら枕やらを回収してイスに戻してくれました。

それにしても、全然15分経っても到着する気配はなく結局40分後くらいにチェンマイへと到着しました。

早くベッドを片付けたかっただけなのかな。それとも、寝過ごした!ってことが無いように早めに声かけをするのかな。

 

チェンマイへ着いても気をぬくな!待ち構えるタクシーのおじさんたちに注意!

 

朝の8時40分にチェンマイに到着した私たちを待ち構えているのは、タクシーのおじさんたち。

チェンマイはバンコクと違って個人タクシーではなく「ソンテウ」と呼ばれる乗合タクシーが主流です。

 

チェンマイ駅から寺院が点在するチェンマイの観光地の中心ともいえるチェンマイ旧市街」へは歩いて行ける距離ではありません。

ターペー門とは、チェンマイ旧市街の入り口となる門ですがチェンマイ駅から歩いてターペー門に行こうとすると30分はかかります。

よって、タクシーは絶対なんですがこのおじさんたちすぐふっかけてきます。

しかもタクシーには「30B/per person」一人30Bと思われる表示が書かれているのに、一人50Bでどう?ってそりゃバレるよね。笑

交渉は絶対です。間違ってもふっかけてくる値段では乗らないようにしてください。

 

最後に

寝台列車は、うとうとしながらどこかへ運ばれていく感じが確かに旅っぽくてワクワクしたりもしました。

そして何より移動した先のチェンマイが、綺麗だしバンコクより涼しいしナイトマーケットは変な勧誘もないしで

とっても素敵なところでびっくりしました😁来た甲斐があったってやつですね!

是非、旅の一つの思い出に『寝台列車』を使ってみてください。

 

 

終わり。

 

 

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