こんにちは。らふたびのちえです。今回、タイのベストシーズンと言われる1月めがけてタイに行きました。
すると!タイでは、PM2.5が基準値超えで次から次へと学校閉鎖まで起こってるではありませんか・・・!
調べてみると、どうも乾期の影響もあるということで今回完全にベストシーズンに合わせてタイに来たのがあだとなってしまいました。
今回は、そんな災難に見舞われたのでPM2.5について調べてみたのでPM2.5対策などをまとめていきたいと思います。

PM2.5ってどんな物質?
PM2.5は、ディーゼル車などから排出される粒子が、大気中で光化学反応を受けて細かい粒子へと分解されてしまい、それで窒素酸化物など人間の人体に悪影響な物資へと変化してしまうことでできる物質のこと。
PM2.5とは、日本語で微小粒子状物質といい大気中を浮遊する粒子の大きさが 2.5µm(1µm=1mm の千分の 1)以下の非常に小さな粒子のこと。
その成分には硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩などの有害成分が含まれています。
PM2.5は、鼻や喉の粘膜や鼻毛などでは阻止できないほどの非常に微細な物質ができています。
体内に入ると、肺炎や喘息などの呼吸器リスクが高まったり血液に入りこみ血液濃度を上昇させ脳の血栓症のリスクを高めたりとかなり健康に悪影響な物質なわけです。
今回私がいるバンコクの大気汚染の濃度をリアルタイムで見るサイトではこのような結果になっていました。
(バンコクの大気汚染:リアルタイム大気質指標(AQI)サイトにて抜粋)
(URL:https://aqicn.org/city/bangkok/jp/)
黄色(101〜150)は、「敏感な人には良くない」レベルのPM2.5が浮遊していることということを表していています。
ちなみに、学校封鎖を政府が発表した時は赤色(150~200)で「健康に良くない」という数値が出ていました。
外は遠くのビルが見えないほどに曇っていてよくテレビのニュースで見るあの空気が明らかに悪そうな状況。
タイは、交通量も多く渋滞が世界の1位2位を争うほどの車社会。そりゃ、PM2.5も悪化するわけですよね。
近くのPM2.5浮遊率を調べられるアプリがありますので、是非リアルタイムでチェックしてみてください。

PM2.5の主な症状
日本にいた時はほとんどPM2.5による症状が出たことはなかった私ですが、タイに来て1週間でこのような症状が出ました。
PM2.5の影響か、
頭が重い
鼻水出る
くしゃみ止まらない
痰がからむ
目がゴロゴロする— らふたび@かざし&ちえホームレスカップル (@RAFUTABI) 2019年1月31日
一種の花粉症か風邪に似た症状がでるという話を聞いたことがありますがまさにそんな感じでした。
さらに言うと、私はタバコを吸わないんですが飲み会などで副流煙を受けた時に感じた肺が重くなる感じも今回感じました。
PM2.5は、特に幼児や高齢者、呼吸器系や循環器系に疾患のある人は注意が必要です。
PM2.5を体内に入れない!
PM2.5をなるべく体内に入れないことが重要で主な対策としては以下の通りです。
PM2.5対策その1
- 高性能マスクを着用する
- 帽子やメガネを着用する
- 不要な外出は控える
- 外にいるときはできるだけ有酸素運動を控える
PM2.5は先ほども言った通り非常に微細な粒子なので、肌に付着するとしっかりと体を洗わないと取れないみたい。
長期間付着したままにすると肌の炎症に繋がるそうなので、肌の露出も控え、目はメガネなどでガード
高性能マスクを買ってみた
PM2.5は、一般的に良くつける普通のマスク(不織布マスク)では効き目がないそうです。確かに気休めに普通のマスクをつけてもPM2.5と思われる症状が出たので本当なのかもしれません。
それで今回、バンコクの街中で売られていたこちらの「マスク」を3つセットで200バーツ(約700円)ほどで売られていたので購入してみました。(色は白・黒・ピンクと選べました)

つけ心地は、耳にかけるゴムの部分が通常のマスクよりも太くて短めなのでマスクと顔との密着感がすごいです。

鼻の所にもワイヤーが中に入っているので隙間なく外部の空気の侵入を阻止してくれます。

排気弁付きのおかげで思ってたより息苦しさは感じませんでした。体とフィットさせるためか耳が痛くなってしまいました。
なので耳ではなく頭にかけるタイプをオススメします。これは、命を守るための投資だと思って是非この機会に購入してください。
PM2.5対応マスクは、NIOSH(米国労働安全衛生研究所)規格に合格したマスクを購入するようにしてください。
つまり【N95合格マスク】であることが条件です。
以下に日本製N95合格マスクをのせておきますので参考にどうぞ。
PM2.5をなるべく部屋に持ち込まない!
PM2.5をなるべく部屋に持ち込まないことが大切になります。
PM2.5対策その2
- 手洗いうがいの徹底
- 外出時に着ていた服はすぐに脱ぐ
- 換気や窓の開閉は最低限に抑える
- 洗濯物は外に干さない
入ってしまったPM2.5は【PM2.5対応の空気清浄機】などで空気を綺麗にすることも大切だそうです。
これを機に、私も空気洗浄機を調べてみたんですが思ってたよりも安くてびっくり!
【楽天売れ筋ランキング第1位のPM2.5対応空気洗浄機】が1万円代で見つけました!
とりあえず高いものに手を出して効果がないのもあれなんで初めはこれくらいの価格帯が妥当だと思います。私も購入を検討してるものを合わせて下に貼っておきますね。
まとめ
今回、PM2.5の影響をもろに受けて正直焦りました。花粉症とは違う感じで体の中に細かい砂のようなものが入ってる感覚。
喉はたんがからみイガイガするし、肺はなんか重いし、鼻水・くしゃみは泊まらないし。外出はご飯を買いに行く時くらいに抑えてもこれほどまでの症状が出ました。
なので本当に皆さん「PM2.5」の名前しか知らないって方でも常にアプリなどでしっかりと自分のいる場所のPM2.5濃度を確認して対策してください。
最後にPM2.5対策をおさらいしましょう!
- 高性能マスクを着用する
- 帽子やメガネを着用する
- 不要な外出は控える
- 外にいるときはできるだけ有酸素運動を控える
このようにして体内への侵入を防いでください。さらに、
- 手洗いうがいの徹底
- 外出時に着ていた服はすぐに脱ぐ
- 換気や窓の開閉は最低限に抑える
- 洗濯物は外に干さない
などで、部屋の中に持ち込まないようにすることが大切です。
大げさだと思わずに是非日常生活に取り入れて見てくださいね。

PM2.5は、人に対する発ガン性も認められているらしく世界の死亡リスク要因の第5位にも組み込んでいますので甘くみることなくしっかりとした対策が必要になります。